FROM PARISおしゃれパリ通信旬なパリの情報をお届け

- Grand Garage Haussmann - かつての駐車場がアートの展示スペースとして生まれ変わりました。10〜11月はアート・バーゼル・パリを筆頭にパリはアートに華やぐ季節で、1930年代に作られたこの場所も前衛的なアートイベントを開催するOffscreenの会場として使われました。地下1Fから6Fまでのスペースを余すとこなく利用した見応えたっぷりの展示で、写真は6FのChantal Akermanによる作品。昔の古い建物を取り壊さずに改修して現在、そして未来に繋いでいくのは実にフランスらしい取り組みです。

- Tenir tête@Centre Pompidou - 美術館に行きたいけれど、子連れではなかなか楽しめないというニーズにぴったりのポンピドゥー・センターのキッズスペース。現在はマリオン・ファヨールによる遊牧民のキャンプからインスピレーションを受けた没入型インスタレーション「Tenir tête」が1/6まで開催中。3つのドームには映像、影絵、ベッドルームをイメージしたものなどが盛り込まれています。2025年夏から5年間、改修工事で閉鎖されるので今のうちに訪れておきたいスポット。入場券で常設展も見られるのでぜひ！

- Le MaZenay - フランス人とベトナム人のカップルが手がける、価格と雰囲気は庶民的でありながら料理はハイレベルというビストロノミーの要素を取り入れたオーセンティックなビストロ。シュー生地とじゃがいものピューレを合わせた店の名物ポム・ドーフィンは濃厚な味わいとサクサクの食感がクセになる逸品です。ミシュラン2つ星レストラン「ル・クラランス」のクリストフ・プレシェフもおすすめするアドレスで、ポンピドゥー・センター近くで好立地というのも嬉しい。