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FROM PARISおしゃれパリ通信旬なパリの情報をお届け

  • 2023.July
    UPDATE - 07.12.2023
    0103

    - Sainte-Chapelle de Vincennes×Joana Vasconcelos - パリで最も古いヴァンセンヌ城。その横にある礼拝堂サント・シャペルに、ポルトガル人の女性アーティスト、ジョアナ・ヴァスコンセロスが「Tree of Life(生命の樹)」と題した展示を9月3日まで開催中。約10万枚の赤、黒、金の葉を手刺繍して織り上げた、高さ13mの巨大なインスタレーションです。かつてこの地域開発のために3000本ものニレを植えたカトリーヌ・ド・メディチ王妃の歴史とアポロンから逃れるために木に姿を変えた神話の女性像ダフネからインスピレーションを受けた作品です。

  • 2023.July
    UPDATE - 07.12.2023
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    - Thaddaeus Ropac×Alex Katz - マレ地区にある現代アートギャラリー「Thaddaeus Ropac」にて、今年96歳を迎える現役アーティスト、Alex Katzの個展「Purple Splits」が開催中。顔のパーツをクローズアップし、断片的に切り取った複数のパネルを組み合わせた作品は映画や写真のモンタージュをイメージしており、インパクトがあります。全て1年以内に制作された新作で、構図や線、色合いはカッツらしく大胆さに溢れ、キャリア70年経った今もなお進化し続ける彼のエネルギーが感じられます。7月29日まで。

  • 2023.July
    UPDATE - 07.12.2023
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    - Galerie Templon Grenier Saint-Lazare×Chiharu Shiota - パリ3区にあるGalerie Templon にてフランスでも絶大な人気を誇るベルリン在住の塩田千春の個展「Memory Under The Skin」が開催されています。テーマは「第二の皮膚としての洋服」。テーマを象徴する赤く染められた巨大なドレスから始まり、夫と娘、自身の手のブロンズと赤い糸を組み合わせた作品、ブロンズと金属ワイヤーで作られた彫刻などが展示。時に肌の色や年齢、国籍よりも多くを語る洋服は私たち一人ひとりを表現するために重要だと主張する彼女の新たな表現が見られます。7月22日まで。

内藤明子Akiko Naito
ライター・コーディネーター

茨城県出身。カルチャー誌「EYESCREAM」や「ナタリー」の編集を経て、2017年渡仏。現在、ウェブマガジンでライターの仕事や海外アーティストのブッキングなどを行う。Instagram / naito.ak

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