FROM PARISおしゃれパリ通信旬なパリの情報をお届け

- Mont Saint-Michel- まだまだバカンスシーズンは続いています。ノルマンディー地方のサン・マロ湾上にある「モン・サン・ミシェル」は水に浮かぶ城とも呼ばれ、世界遺産に登録されているフランス旅行で絶対に訪れたい観光スポットの一つ。島の頂上には修道院がそびえ立ち、礼拝堂や塔を散策しながら名物のふわふわのスフレオムレツを食べるのが定番コース。季節や時間によって表情を変え、どの瞬間も幻想的な景色を見せます。パリから日帰りの専用バスツアーも組まれていてとっても便利です。

- Antibes - 9月に入り、徐々に通常モードに戻りつつある一方、最後のバカンスを楽しむ人たちもいるフランス。南仏の地中海沿いの都市アンティーブにはピカソがアトリエとして利用したグリマルディ城を1966年に美術館として公開した世界で最初のピカソ美術館があります。この地で制作された大作「生きる喜び」をはじめ、日本ではあまり見ることのできない陶芸作品などが展示されています。ピカソ鑑賞後はプロヴァンス市場を散歩したり、地中海で海水浴と太陽を満喫しましょう。

- Grandes Eaux Musicales et Nocturnes - 夏の期間中、毎週土曜日にヴェルサイユ宮殿では暑気払いのイベントが開催されています。日没前の20時半から始まる噴水ショーと花火の祭典「Grandes Eaux Musicales et Nocturnes」は、会場を流れるクラシック音楽を聴きながら普段は見ることができない夜の庭園やいつもは入れない未公開の部分に入れたり、まるで日本のお祭りのように出店がそこかしこに出ていたりと、非日常を味わえる演出がされています。1666年にルイ14世主催で始まった長い歴史のあるイベントで、9月25日まで開催中。